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執筆者の写真TinkeringTown

夢いっぱいの公園模型が完成しました

2024こどものまちのスタートまであと8日。今日は春の嵐が吹き荒れましたね。

昨年スタッフをしてくれていた数名の子たちから、無事卒業就職のおしらせがきました。


こどものまちのスタッフの中でも、学生スタッフはこどもたちにアドバイスができ、現場では重要なポジション。(親世代の精霊は口出ししてはいけないので)


今年は早い段階から大学生ボランティアに関わってもらい、こどもたちが設計したものを公園に実現させるプロジェクトが進行中です。


そして先日ようやく公園会場の模型が完成!

縮尺が1/20なので、敷地だけで一坪(畳2枚分)の大きさです 笑

この模型を見ながら、大工さん達が建設していきます。




メインゲートをくぐるとアトラクションコーナーがあります。

本が読める「ゆめのカフェ」や、何を投げたかあてるゲーム屋さん、ネイル屋さん、デパート、スライムランドなどが並びます。

こちらのアトラクションコーナーはなんと、参加者以外の方も入場していただけるエリアとして、今年初めて作ります。


公園で小学生が作っていると、幼稚園保育園くらいの子達が羨望のまなざしで見ながら「ぼくも大きくなったらやるからね!」と声をかけてくれるのがとってもかわいくて。

ぜひお兄さんお姉さんのお店で遊んで欲しいなあと思ってこのエリアが生まれました。


もうひとつの大きいゲートの先はこどもしか入れないエリアです。

大人が入れないよいうに、背が高い人はしゃがまないといけないデザインです。

メッセージの内容も気持ちが伝わってくるね。




奥のエリアには最終日に5mのモニュメント「スカイマン」を立てます。メインとなる「スカイマン工場」から各工房に発注がいくのでよろしくね!


スカイマンの右手は住宅地。この家達は販売します!いろんなデザインの住宅が建ち並ぶと面白いだろうなあ。お金持ちの子待ってるよ〜!


住宅地の反対側は建物はなく、あそびスペースとして余地を残しています。きっとアートカーは走り回ることになりそうです。

去年みたいに武器屋さんの2号店ができても面白いし、起業家に土地を売ってもいいし。7日間こどものアイデアでどう成長していくのか楽しみなエリアです。



事前の仕込みはしない主義の豊島区のこどものまちですが、公園の設計から会期中にやるには時間が足りなさすぎて、こどものまちとは別の設計講座を通年で開催しています。

時間をかけて設計できるようになったおかげで、よくみる家の形にとらわれず、豆腐建築に偏らず、カラフルでふわふわだったり、あみあみだったり、見ているだけで楽しくなるデザインがたくさんできました。



夢いっぱいの設計はできるようになってきたけど、それを実現するための体制がなくて中途半端に終わってしまう。

たとえばカラフルふわふわハウスを作ろうと思ったら、材料を事前に選定して購入しなくちゃいけないし、その材料費も潤沢ではないからです。

そこでアドバイスができる立場の大学生が、小学生の考えていることを具現化してくれることを期待して大学生にサポートを依頼しました。




手を挙げてくれたのは4人の大学生でした。(1名は諸事情により現在はチームから抜けてしまいましたが、ミーティングには積極的に参加してくれていました)


皆さんこどものまちへの参加自体が初めてにも関わらず日々の生活のかたわら(今の学生はかなり忙しい!)、なんだかよくわからないことに足をつっこみ、首をつっこんでくれました。


さらに「資金をクラファンで集める」という未知の仕事にも挑戦してもらっています。


右も左もわからない中、手探りでここまでできちゃうのすごいバイタリティー。


今年のこどものまちの最終日は4月3日(水)です。どんなまちが完成するか楽しみにしてくださいね。





大学生によるクラウドファンディングです。応援よろしくお願いします!


通年の設計講座「こねくり冒険ラボ」










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