

PLAY-WORK実行委員会
新代表 堀内翔のメッセージ
PLAY-WORK実行委員会の代表を務めることになった高校2年生の堀内 翔(そら)です。
|子どもが自分で考えて、自分で行動することを大事にしたい
最近、子どもたちが「どうしたいか」を自分で考える前に、大人が決めたり、先回りしてしまうことが多くなっているように感じます。でも、本当は、自分で選んで、自分でやってみて、うまくいかなかったらまた考えて…という経験こそが、一番大事なんじゃないかと思っています。僕自身、小学生のころから地元の子どものまち「ミニカワサキ」に関わっていて、今では運営としても活動しています。あの場所が、自分の「やってみたい」を本気で応援してくれて、たくさんの挑戦をさせてくれました。
だから今度は、自分が企画する側に回って、今の子どもたちが「自分で考えて動ける経験」をできるようにしたいです。
|参加者が運営者になり、学生が主体になる仕組みをつくる
これまでは大人が中心となって企画を考えることが多かったけれど、僕が代表になった今、これまで一緒にやってきた大人の方々に加えて、学生たちも一緒になって運営していきます。また、僕と同じように参加者だった子どもたちが高校生・大学生になって、今度は「まちをつくる側」として関われるような仕組みを広げていきたいです。
僕たちは一番、「子どものころ何が楽しかったか」「どんなときにワクワクしたか」を覚えている世代です。ただ楽しいだけじゃなくて、楽しさの中で自然と成長できるような企画をつくれると思っています。高校生である今だからこそ、子どもたちにとって一番近い目線で、一緒に考えたり悩んだりできることが強みです。
また僕は、地元でも学生だけで青少年の居場所づくりを進めているチームで副代表をしており、子どものころから「自分たちで場をつくる」ことに関わってきたからこそ、これからは「誰かがやってくれる」のを待つのではなく、自分たちが動く側になっていきたいです。子どもが「自分で決めていい」と思えること。そして、その選択がまちの中でちゃんと形になること。そんな場所を、仲間たちと一緒に作っていきます。
そのためには、大人や地域の方の協力がどうしても必要です。僕たちの挑戦を見守り、ときには支えてもらえたら嬉しいです。
ぜひ、僕たちの活動に力を貸してください。PLAY-WORKはこれからもっと面白くなっていきます。
皆様の応援をよろしくお願いします!
団体沿革
2013年4月 任意団体 「こどもDIY部」設立。活動中のクレームを受けて子どもたちと大人のいないまちづくりをスタート。
2014年8月 ドイツミニミュンヘンへ視察。こどものまちに出会う。こどものまちの前身「おばけのまちをつくろう」開催。
2015年8月 ターナーギャラリーにて「こどものまちをつくろう」初開催。
2019年 豊島園開催を企むも交渉決裂。主催者をこどもDIY部から「こどものまち実行委員会」に変更。
2020年1月 大人のためのこどものまち「モンスターシティ」初開催。
2020年3月 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い直前で開催中止。
2022年3月 3年ぶりとなる「こどものまちをつくろう」開催。
2022年9月 「こどものまち実行委員会」から「PLAY-WORK実行委員会」に名称変更。
2022年12月 アーツカウンシル東京芸術文化創造発信助成採択。
2023年1月 大人のためのこどものまち「こどものまちプレイベント」4年ぶりに開催。
2023年3月 Let's make PLAY-WORK TOWN!開催 のべ参加者数1164名となり累計4000名を突破
2024年3月 Let's make PLAY-WORK FESTIVAL!開催
2025年3月 Let's make PLAY-WORK our CULTURE!開催
2025年6月 2代目代表理事に堀内翔が就任