2025年は公園に長さ6mを超える恐竜「四次元きょうりゅう」を作ります!

はじまりはコロナ自粛が終わってこどものまちを再開した2023年。
とにかく大きいものを作ってみよう!
アートで自由を表現しよう!
ということで始まった、公園に大きいものを作ってみる試み。
今年はついにアーティストの方を招いて、公園にこどものらの作品を”展示する”夢が叶いそうです。ワクワク!
初回大きいもの作ろうとしたときは、ちゃんとしたプランもなく、まあ作りながら考えようよ、どうせそんなに凄いものできないでしょ、って思ってて。

これに男子たちが燃えたんです。「俺が高くしてやる!」って。




6mというと2階建ての建物くらいの高さです。そうか、こんなの簡単に作っちゃうんだなあと感動したんですが
実はこの時期って突風が吹くんです!
こんなに高くなると思ってなかったので、何も対策を考えておらず(苦笑)
倒れたりしないか…木材が吹き飛んで人にぶつかったりしないか…と落ち着かない日々を過ごしましたが、無事に終わりほっとしたものです。
2023年に男子のハートに火をつけたスカイタワー。
2024年はもっと高くしつつ、アート要素を増やしたい!
ということで突風対策を考え作ったのが「スカイマン」。
雨が多かったので、2日間公園に展示する予定が、ほんの数時間しか展示できず(涙)
それでもお仕事としてパーツ作りを各工房に発注し、たくさんの子に関わってもらえたのがとってもよかった。
余談ですが、スカイマンの靴を発注されていたのが木工房だったのですが、実は作っておらず…
スカイマン工場「今日スカイマンを組み立てるので靴を納品してください」
木工房「え、聞いてないよ?」
スカイマン工場「お金も払ってるし急いで作ってください」
木工房「お金もらってないし、すぐには作れないよ」
スカイマン工場「…じゃあお金払うのですぐに作ってもらえますか?」
木工房「いいよ」
ということで、貧乏なスカイマン工場は、有り金を全部払ったものの、結局靴は完成しなかったそうです(涙)
2025年はこどもたちの作品をもっと長く展示したい!ということから、大物企画が始まりました。今回相談させていただいたのは、新聞紙×ガムテープアーティストの関口光太郎さんです。全国でこどもたちと大きな作品を作るワークショップの実績があり、さらに本業が学校の先生!?これは安心してお願いできそうです。
長期の展示となると怖いのが突風の影響。
そこで生まれたのが「恐竜」というアイデアです。
4本足で重心が低く、過去のスカイタワー、スカイマンに比べると安定感が桁違いです。
会場がトキワ荘に近いので、ドラえもんからヒントを得て練られたコンセプトがこちら。
これから世界はどうなっていくのか?楽しみ半分、不安半分。そんな未来を明るく突き進んでいく、時空を超えた恐竜を作ろう。
恐竜には、みんなの考えた「未来に残したいもの」を乗せます。冒険の旅に、一緒に行こう。
次元を超えて未来にいく夢をみんなに感じてもらいたい、のび太が恐竜に乗って冒険に行ったように。そんな願いをこめて四次元きょうりゅうを展示していきたいと思います。
ぜひたくさんの子どもたちに、未来に残したいものを作ってもらって、冒険してもらえたら嬉しいです。
<四次元きょうりゅう制作展示スケジュール>
3月27日(木)、28日(金)屋内にて制作
30日(土)公園に移設
31日〜4月5日午前中 原っぱ公園に展示
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