こどものまち2024開催まであと7日。準備が佳境で脳みそが味噌バターになりそうです。
こどものまちは、こども達が繰り広げるドラマがとても面白いので、今年もそんなドラマをたくさんみられるように頑張ります。
面白いドラマとは…例えば大人が口出しすれば避けられるような失敗が続出する面白さがあり
妙に悟ったことをドヤ顔で語り始めてびっくりしたり。
「こどものまちをつくろう」はとにかく複雑な仕組み。
大人スタッフだって説明を聞いてもすぐには理解できないのに、こどもにはなおさら難しい。大人だって自分たちが生きてるこの世界の仕組みを隅々まで知っているわけじゃないんだもの、社会を生きたことのない子どもには難しすぎるのです。
ということで全部を理解してもらうことは諦めているものの、「引っ込み思案な子にとってはハードルが高すぎる」というご意見はなんとかしたいなあと思っておりました。
なんせ自分が隠キャなので、シャイな子の気持ちは痛いほどわかるし、いろんなタイプの子がいるからこそ面白くなる事業なので、それなら行ってみようかなって思える機会は作りたい。
ということで3/26(火)0日目にプレイベントとして「精霊(スタッフ)が親切な1日」をやってみることにしました。
こどものまちにいる精霊は、こどもに不親切にするように口酸っぱく言われているので、「ハローワークはどこですか?」と尋ねられても自ら答えることはせず、しまいには「精霊は役に立たないから聞いても無駄だよ」とこども達から言われる存在。
そんな精霊が親切にこどものまちの仕組みを教え、みんなからの質問に答え、一足早くこどものまちのことを知ってもらうことで、本番に参加しやすくなったらいいな、という試みです。
では親切な精霊が子ども達に与えられることってなんだろう?と考えてみると、「こどものまちに参加すると面白いよ!」ってことを伝えること。
起業します!とかお金持ちになります!というのはわかりやすいけど、例えば売れない商品をどうやって売り捌くか挑戦して、結果売り切った!なんて体験も嬉しいよね。
自分の企画した商品がヒット商品になることもあるし、仕事をしているうちにいつのまにか友達ができた!なんてのも楽しいよね。
面白さを伝えるために精霊達もこども心に戻って「えーどうしよう?」と一緒に考えて一緒に答えを出していく楽しさを味わっていきますよ。
例えば、今回プレイベント限定で作れるのがこのレジンの指輪。
パジコさんから協賛いただいたUVレジンと、新作の鉱石モールドで好きな石を作り、指輪にするんですけども、これ作ったら自分で持ち帰りたくなると思いませんか?
でもこどものまちだと売るんですよね。すごい葛藤があると思うんです。
「なんで持って帰れないの?私が作ったのに〜!」と怒る子もいれば
「デパートに売りに出たら、他の人に買われる前に買いに行く!」という子もいると思うんです。そのうち
「そうか、自分で買えば良いんだ!」と気づいて安く売って、給料を手にして大急ぎでデパートに行って買う。それはスリルのある体験です。
作ったものを持ち帰りたいという気持ちに、精霊もいろんな方法を提案しながら一緒に楽しめるのがプレイベントの面白いところになりそうです。
デパートが利益をたくさんのせて、お給料で買えないってこともあるかもしれないけど。
プレイベントは、前売りチケットサイトからお申し込みできます。
こどものまちで起きた面白エピソードをフィクションにしてXで配信しています。
Comments