
2-1 仕事とはなにか

たとえばお腹が空いた人に、食べ物を売る仕事、
すてきな ようふく を作る仕事、けいさつや しょうぼうといった安全を守る仕事、みんなを楽しませるユーチューバーなど、世の中にはいろんな仕事があります。
その商品をほしい人がいれば、お金とこうかんします。
ほしい人がいるとなんでも仕事になります。
もし思いついたらあたらしい仕事を作ることもできます
あたらしい仕事を作ることを「起業(きぎょう)」といいます。
反対に欲しい人がいないと、がんばって仕事をしても売れません。

2-2 お金とはなにか

むかしはお金の代わりに貝をつかっていたときいたことがありますか?
今は貝でたい焼きを買えません。
それはなぜでしょう?
みんながつかっているお金には「価値(かち)がある」とみんなが信じているからお金として使うことができます。
その証明に、こどものまちのお金「diy」はただの紙切れだけど、こどものまちの中では価値(かち)があるのは、それをみんながお金だと信じているからです。
こどものまちでは1時間はたらくと10diyのお給料をもらうことができます。
お父さんお母さんは仕事をすると◯◯◯◯円をもらうことができます。
diyと円はどれくらい価値が違うのかを考えてみるのも面白いね。

2-3 自由とはなにか

こどもおまちではみんな じゆうにえらんで活動ができます。
仕事をしてもいいし、あそんでもいいし、うたっても、ねてもいいし、起業をしてもいいし、大金持ちになってもいい。
でもね、ひとつ知っておいて欲しいのは、自分の自由だけじゃなく、他の人も自由でいられるようにしてほしい。
人のものをぬすんだり、暴力(ぼうりょく)をふるったり、走ってケガをしたりすると他の人が自由でいられなくなる。
このムツカシイ話、わかりますか?
自由なのにルールがあるのはそのためなんです。

2-4 税金とはなにか

はたらいてお給料をもらうと、その一部を税金(ぜいきん)として納めます.
集まった税金(ぜいきん)で、まちに必要なものを作ったりしています
お父さんやお母さんが「税金(ぜいきん)がたかいなあ」なんて言ってるのをきいたことがあるかな?世界には税金(ぜいきん)をとらない国も、多くはないけどあるんです。
もし税金(ぜいきん)がなかったらどうなるか?
こどものまちで じっけんしてみるのも、オモシロそうだね。